FX ダウ理論とディナポリでちゃんとチャート分析!

相場は値動きがすべて! テクニカル分析で相場と仲良くなろう(*^^)v

ダウ理論とディナポリでちゃんとチャート分析!

損切りの置き方

保有ポジションに変化なし。戦略も変化なし。

ということで、今日は損切りの置き方についてまとめておこうと思います。

ちょうど、昨日は保有ポジションに対して反対方向の値動きとなり、「今のうちに利確したい!」「あー、マイナスになっちゃった。いったん切っておこうか。」など、精神面が試される一日だったので、しっかりルールが守れるように、書き留めておこうと思います。

 

トレンドとは、同じ方向にレンジブレイクが継続したもの。

今回はドルスイスのチャートを使っていきたいと思います。

ドルスイスは、昨年11/13の高値から下落してきましたが、何度もレンジを形成しながら、それを下方向にブレイクしながら下がってきました。典型的な下降トレンドです。

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USDCHFの日足

ローソク足を1本ずつ見ると、陰線ばかりが続いているのではなく、陰線と陽線が交互に出ていたりして、ポジションを持っているとヤキモキする場面が多そうです(実際そうなっています(^^ゞ)

しかし、レンジの下方ブレイクが続いている間は下降トレンドが続いていると言えるので、感情に負けずにショートを保有し続けています。

それまでのレンジをブレイクして下げ、いったん下げ止って安値が確定すると、そこがレンジ下限になります。そして、レンジ下限をつけにいく前の高値がレンジ上限になります。

高値、安値は、ローソク足が確定するたびに確認するのですが、詳しい高値、安値の見つけ方を勉強したい人は、田向宏行さんのご著書「ずっと使えるFXチャート分析の基本」を読むことをおすすめします。

 さて、レンジ下限となる安値が確定すると、このレンジを上下どちらかにブレイクするまでは、レンジ内での値動きとなります。

1/11の10:30現在は、1/2の高値0.99187と1/10の安値0.97164でのレンジ内で動いています(厳密には、レンジ下限は暫定的で、1/10の高値を超えずに安値を更新すれば、レンジ下限はさらに下がっていきます)。

このレンジ内で動いているうちは、方向感が定まらず、レンジを下にブレイクした時に下降トレンド継続となり、ポジションを持ち続けることになります。

反対に、レンジを上にブレイクすると転換点となり、日足では上昇トレンドへ転換となるので、ショートポジションは手仕舞いします(含み損なら損切り、含み益なら利確)。

したがって、レンジブレイクして新たなレンジが決まれば、(ショートの場合)レンジ上限の少し上に損切りを置く(移動させる)ことになります。

今回のドルスイスでは、レンジ上限が0.99187なので、僕は0.99220にストップを置いています。

これをつけるまでは、自分の感情で決済するのではなく、ポジションを保有し続けることになります。

僕が行っているのはダウ理論に基づいたトレードですが、このようにStopの位置があらかじめ分かっていれば、ポジション量による損失額がエントリー時に分かるので、許容できる損失額の範囲内でポジションを取ることも大切です。いや、実はこれが一番大事なことかもしれませんね。

さて、気づけばもう金曜日。一週間はあっという間ですね。今週はここまで利確も損切りもなく、のんびりトレードが続いていますが、たんたんとルールに従ったトレードをしていきたいと思います。

 

<現在のポジション>

USDJPYのショート

EURUSDのロング

SUDCHFのショート

 

<現在の逆指値注文(エントリー用)>

GBPUSDのショート(1.24200)

AUDUSDのロング(0.73945)、AUDUSDのショート(0.67950)

※AUDUSDのロング注文も置きました。