FX ダウ理論とディナポリでちゃんとチャート分析!

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ダウ理論とディナポリでちゃんとチャート分析!

今週のトレード戦略

2019年の2週目が終わりました。

先週は、フラッシュクラッシュ明け、米雇用統計明けということで、相場がどう動くかなと思って見ていましたが、そんなに目立った動きはなかったですね。

個人的には、約2か月続いたユーロドルのレンジがブレイクしたことが印象的でした。

この先トレンド形成となるのでしょうか?

さて、今週のトレード戦略をまとめておきたいと思います。

 

ドル円は大きなレンジ内での値動き

1/3にフラッシュクラッシュで104円台まで下げた後は戻して、先週は108円台を中心とした値動きでした。

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USDJPYの日足

日足では、111.087ー104.837の広いレンジを形成しています。

先週は109.087で頭を抑えられ、短期的にはここがレジスタンスとして働きそうです。

目線は依然下向きですが、109.087が戻り高値となって下げていくのか、再び110円台を目指す上昇があるのか、様子を見ていきたいと思います。

ポジションは、フラッシュクラッシュの下落でショートの大半を決済できたので、少額のコアショートをキープしたままです。

レンジを上抜けたら損切り、下抜けたらショート追加でトレードします。

 

ユーロドルはついにレンジブレイク!!上昇トレンド形成なるか!?

ついに、ついに、1.1500のレジスタンスを突破し、レンジを上抜けました。

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EURUSDの日足

日足では、それまでのレンジ(水色)を上方ブレイクして転換し、1.15695まで上値を伸ばしました。

僕もレンジブレイクと週足の25×5MDA上抜けを確認してロングエントリーしましたが、週後半は値を下げて、1.15台をキープできずに週を終えています。

高値は暫定的ですが、1.15695となり、1/3の1.13093をレンジ下限とする新たなレンジを形成中です。

ダウ理論でのセオリー通り、ロングポジションはレンジ下限の下にStopを置いてキープしていきます。

 

ポンドは強い形。ただ、今週は英議会採決を控える。

ポンド関係は、ポンドドルとユーロポンドのチャートをチェックしていますが、先週書いた通り、どちらもトラップとなってポンドが強い形になってきました。

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左:GBPUSDの日足 右:EURGBPの日足

ポンドドルの日足は、1/3の安値1.24255でそれまでのレンジ(緑色)を下方ブレイクしましたが、その後は上昇が続き、1/11にレンジ(ピンク色)を上方ブレイクしてベアトラップとなり、強い形になっています。

ユーロポンドも、同じく1/3の高値0.91069でそれまでのレンジ(ピンク色)と昨年8月の高値0.90980(黄緑色)を上抜いてから下落し、1/11にレンジ(オレンジ色)を下方ブレイクしてブルトラップとなり、弱い(ポンドが強い)形です。

チャートの形からは、どちらもポンドロングをしていくところですが、どちらのチャートも一目均衡表の雲でポンドの上昇が抑えられる可能性があることと、(添付していませんが)週足では依然レンジ内の値動きであることで、少なくとも、日足の雲を抜けてからエントリーを考えればよいかなと思います。

さらに!!(ここから大事☆)

英議会では、1/15にブレグジットに向けてメイ首相の合意案の採決が控えており、この行方を見るまでは、(特にポンド買いは)とてもとてもエントリーできそうにありません。

ファンダメンタルズは何が起こるか分からないと言いつつ、現時点ではメイ首相案の可決はかなり厳しそうで、合意なき離脱の可能性が高まれば当然ポンド売り要因となるので、テクニカルでトレードする僕も、さすがにエントリーは控えます。

大事な資金を自ら積極的にリスクにさらす必要はないですもんね。

ブレグジットの見通しがはっきりしてからでも、ポンドのトレードは十分間に合うと思いますし、それだけの大相場になる可能性を秘めています。

トレーダー心理だけで言えば、合意なき離脱となってポンドドルがパリティまで下落するような大暴落となれば、収益を上げる大チャンスとなるわけで、そうなってからトレードに参加すればいいかなと思っています。

ということで、ポンド関係は手を出さずに、英議会の行方を見守りたいと思います。

 

AUDUSDの上昇は本物!?週足レンジブレイクを確かめたい。

去年は、ほぼ一年間ずっと下落していたAUDUSDなので、なかなかロングするのを躊躇してしまっています。

Twitterを見ていると、著名人もロングしている人が多くなってきましたけどね(^^ゞ

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AUDUSDの日足

日足では、1/3のフラッシュクラッシュで0.67991まで下落した後、長い下ヒゲを出して上昇に転じています。

1/4にそれまでのレンジ上限をブレイクして上昇。

その後も21SMA、25×5DMAを突き抜けて、強さが衰えずに上昇を続けています。

この先は一目均衡表の雲、そして12/4の高値0.73937がレジスタンスとなりそうです。

オシレータを見ると、ずっとマイナスだったMACDがプラス圏に入ってきました。ストキャスティクスはほぼ天井圏、RCIは短・中期線が上向きになっています。

日足では上昇トレンド入りを示してきましたが、まだ上値抵抗があることと、AUDUSDは週足で動いている可能性があるため、まだエントリーしていません。

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AUDUSDの週足

週足では、依然レンジ内での値動きで、3本のDMAの中にあり、方向感が出ていません。MACDはマイナスでストキャスティクスが上昇しており、ディナポリでは戻りをつけに行く場面といえます。

したがって、AUDUSDは週足を無視することができず、エントリーは週足ベースで考えています。週足レンジの上抜けでロング、下抜けでショートします。

すでに上下両方向に逆指値のエントリー注文を置いていますので、あとは見守るだけですね(#^^#)

 

ドルスイスは下降トレンド継続!!週足の雲を抜けるか!?

ショートポジションを持っているドルスイスですが、先週も日足のレンジを下方ブレイクし、下降トレンドを継続しています。

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USDCHFの日足

きれいな下降トレンドで、チャートだけを見ればショート安定!!…という感じなんですが、陰線、陽線が入り混じっており、実際にポジションを持っていると、含み益が増えてホクホクした次の瞬間、すべて吐き出してしまい、また含み益が増えてホッとする・・・という感じで、なかなかのボラティリティを演じてくれています(^^ゞ

ただ、メンタルで決済してしまうのではなく、セオリー通りにレンジ上限のブレイクでStopとなるよう、逆指値注文を置いて(レンジが変われば移動させて)見守っています。

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USDCHFの週足

週足では、昨年9/21から11/13までの上昇の61.8%を超えて下落しましたが、一目均衡表の雲に入ったところで戻されて週を終えています。

この先は、雲と9/21の安値0.95422がサポートとなりそうで、これを超えていけば、昨年2/16の安値0.91878が視野に入ってきます。

ひとまずは、雲を抜けられるかどうかが注目点です。

 

今週のトレード戦略まとめ

ドル円・・・様子見(コアショートは継続)

・ユーロドル・・・ロング継続。レンジ下限(1.13093)ブレイクで損切り

・ポンド・・・1/15の英議会採決を見守る。ポンドは基本ノートレード。

・AUDUSD・・・週足のレンジ(0.73937-0.67991)の外に逆指値注文(エントリー用)。

・ドルスイス・・・ショート継続。レンジ上限(0.99187)ブレイクで損切り