FX ダウ理論とディナポリでちゃんとチャート分析!

相場は値動きがすべて! テクニカル分析で相場と仲良くなろう(*^^)v

ダウ理論とディナポリでちゃんとチャート分析!

ヘッドラインに振らされるポンド。しっかりテクニカルで判断しよう!!オススメ通貨ペアはAUDUSD!!!!

ポンドの運命を決める3日間が始まりました。

最初のポイントだった離脱修正案は、コンセンサス通り否決。

ただ、一昨日あたりからひょっとして可決するんじゃないかという思惑が出てポンドが買われていたところに、コックス英法務長官が「法的リスクは変わらない」と発言したことで一気に売られ、ヘッドラインに振らされまくる展開になっています。

そして、否決が決まると売られるかと思いきや買われる展開に。

思惑で売られていたポンドが買い戻されたとの解説が一般的ですが、後からの解釈はトレードには役に立ちません!

やっぱり、ファンダでトレードするのは無理だなー、と思いました。

こんな時ほど、しっかりテクニカルで相場の重要ポイントを把握しておくことが大切です。

今日は、ポンドを中心に現在の相場状況をまとめてみます。

(実は、最後のAUDUSDの方が個人的オススメ通貨ペアだったりしますが・・・)

 

 

ポンドドルは週足に注目!!レンジブレイクまでは方向感が出ない。

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左:GBPUSDの週足 右:GBPUSDの日足

ポンドドルの週足は、1/3の安値からレンジの上方ブレイクを繰り返して上昇してきました。

2/27にはずっと上値を抑えられていた9/20の高値1.32973も上抜け、1.33台に乗せています。

それ以降は、先週、今週と安値を切り下げており、一旦上昇の勢いはストップしています。

今週は、先週の高値も安値も更新しており方向感がなくなっていますが、依然として3本のDMAの上側にあります。

英議会の採決によって、どちらにも大きく振れる可能性がありますが、ここからはレンジの上限、下限のどちらをブレイクするかで次の方向性が決まります。

日足では、レンジのブレイク方向が一方向に続かず、方向感がつかみにくくなっています。

したがって、トレンドをつかむのは週足で判断した方がよさそうです。

トレンドはレンジブレイクが一方向に連続したものですからね。

日足で直近の値動きを見ると、3/11には安値1.29608を付けた後急騰し、1.31842まで上昇しました。

この流れは3/12にも持ち越されて1.32883まで上昇しますが、その後は急落して陰線で終わっています。

急落したことが印象的でしたが、ローソク足の形を見ると、3/12は3/11の高値も安値も切り上げており、買い手優勢の相場になっています。

したがって、今日以降は3/12の安値を更新せずに高値を更新すれば、依然として買い手優勢の相場が続くことになり、2/27の高値1.33495を目指す流れとなりそうです。

ブレグジットという数年に一度のビッグイベントでも、ローソク足をきちんと読んで、相場に素直に向き合っていくことが大切ですね!

ローソク足の読み方は、以前2つの記事にまとめましたので参考にしてください。 

 

ユーロポンドはショート継続!!Stopだけはしっかり入れて!

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左:EURGBPの週足 右:EURGBPの日足

ユーロポンドの週足は、2/14の高値0.88390を上限とするレンジを形成しているところです。

レンジ下限は今のところ3/12の安値0.84752ですが、確定していません。

先週足は、2週間前の高値も安値も更新しなかったので、方向感をつかむには意味をもちません。

したがって、今週足と2週間前のローソク足を比較することになりますが、今週はすでに2週間前の安値を更新しています。

このまま高値を更新しなければ、高値も安値も切り下げとなって、売り手優勢の相場が続くことになります。

仮に、今週中に2週間前の高値も更新した場合、今週は方向感が固まらず、来週以降に今週の高値と安値のどちらを更新するかで方向感が決まります。

次に日足ですが、1/3の高値0.91069からレンジの下方ブレイクを繰り返して下落してきました。

レンジ下方ブレイクは、実に4回連続となっています。

現在のレンジは上限が3/11の高値0.86751、下限は確定していませんが今のところ3/12の安値0.84752です。

僕はユーロポンドのショートをもっていますが、レンジ上限をブレイクしない限り保有していこうと思っています。

もちろんStopはレンジ上限の少し上に入れてありますよ!

今朝までのヘッドラインに振らされる相場も、こうしてみると結局レンジ内の値動きに収まっており、ダウ理論の「価格はすべての事象を織り込む」をしっかり証明しているなぁ、と思ってしまいます。

英議会採決はあと2日残っていますが(合意なき離脱が可決されれば終了となります)、しっかりチャートを読んで値動きについていこうと思います。

 

個人的オススメはAUDUSD!!昨年大きく下落した流れは止まっていない!?

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AUDUSDの日足

ポンドに注目が集まっている中、僕がひそかに(?)トレードしているのがAUDUSDです。

AUDUSDは去年、一方的に売られてきました。

今年に入って少し方向感がなくなり、今年は去年売られた分の巻き戻しがあるか、なんて言われることもありますが、今のところ大きな上昇はありません。

過去に何度か書いてきましたが、1月に月足レベルでもレンジを下方ブレイクしており、週足、日足でもレンジの下方ブレイクが続いているので、基本目線は売りのまま変えていません。

直近の相場を日足で見ると、1/31の高値0.72945から高値も安値も切り下げ、レンジの下方ブレイクを繰り返して下げてきました。

現在は上限を2/27の高値0.71977、下限を3/8の安値0.70032とするレンジ内にあり、一旦キリ番の0.7000が意識されて下げ止まりましたが、レンジの下方ブレイクが続くのであればショートを継続していきたいと思っています。

AUDUSDのショートはスワップもプラスなので、長期で保有しやすく、トレンドがはっきりしていることと合わせて、個人的にオススメの通貨ペアです!!

  

<現在のポジション>

USDJPYのロング

EURUSDのショート

AUDUSDのショート

EURGBPのショート

※スワップはすべてプラスですww

 

<現在の逆指値注文(エントリー用)>

USDJPYのロング(112.150)

USDCHFのロング(1.01320)