FX ダウ理論とディナポリでちゃんとチャート分析!

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ダウ理論とディナポリでちゃんとチャート分析!

【今週のトレード戦略1/28〜2/1】ポンドの上昇続くか?豪ドルにも注目!!

先週はポンドが大きく上昇し、1月の収支に大きく貢献してくれました!!

今週もイベントが多いため、相場が大きく動く可能性があります。

 

<今週のイベント>

1/29  英議会プランB採決

1/29,30  FOMC

1/30,31  米中貿易協議

 

今のトレンドが急変する可能性もあるので、注意しておきたいですね。

とはいっても、エントリー時に適正な位置にStopを置いているので、損切りされるだけですが。

あらかじめ分かっているイベントでの変動なら、スプレッドがは多少開くかもしれませんが、フラッシュクラッシュになるようなことはないと思うので、Stopさえしっかり置いていれば死亡することはないでしょう。

それでは、今週のトレード戦略、いっきまーす!!

 

 

ドル円は引き続きレンジ内。難しいトレードは避ける!

先週のドル円は109円台での値動きでした。

上値は109.997まで伸ばしましたが、110円には乗せられず(業者によっては一瞬乗せたところもあるようですが)に週を終えています。

110円はひとつの節目なので、プライス上は意識されるポイントかとは思いますが、テクニカル上はどうでしょうか?

日足を見てみます。

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USDJPYの日足

ドル円の日足は、12/26の高値111.407と1/3の安値104.837のレンジ内にあります。

現在は3本のDMAの中で動いていて、方向感が出ていません。

今週110円台に乗せてくると、25×5DMAを上抜け、3本のDMAの上側となりますが、レンジ上限に近付き、売りの力が強まってくることが予想されます。

レンジ上限付近の売りをこなして、111.407を上抜ければ、114円へ向けた上昇の動きになる可能性が出てきます。

下方向は、フラッシュクラッシュで下げた104円台がレンジ下限ですが、少なくとも1/4の安値である107.515を下抜けないと勢いがつかないでしょう。

ドル円は日足レベルでは方向感が弱く、トレードするのは難しい状態になっているので、敢えてトレードする必要はないかと思います。

 

ユーロドルは1.12148に注目!!

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左:EURUSDの週足 右:EURUSDの日足

ユーロドルの週足は、10/16高値1.16209と11/13安値1.12148のレンジ内にあります。レンジの下方ブレイクを繰り返して下げており、大きな下降トレンドになっています。

ユーロドルの日足は、先週木曜日に1/3の安値1.13093を下抜けてレンジブレイクしましたが、金曜日に反発し、木曜日の高値を抜いてきました。3本のDMAの中での値動きで方向感が出ていません。

日足では方向感が出ていないので、週足レンジをどちらかにブレイクしないとはっきりしたトレンドにはならなさそうです。

週足のレンジ下方ブレイクが続くならば、1.12148ブレイクで下落に勢いがつくのかなと思っています。

 

ポンドドルはまだ買いなのか?そろそろ一息つきそうな感じ!?

今月の主役に躍り出たポンドですが、先週一気に上昇しました。

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左:GBPUSDの週足 右:GBPUSDの日足

ポンドドルの週足は、25×5DMAを上抜けて3本のDMAの上になりました。

また、11/7の高値1.31747も抜いてきました。

ただ、まだMACDはわずかにマイナスです。

ストキャスティクスは強く上昇していますが、天井に近付いているので、一旦は調整があるのかもしれません。

ポンドドルの日足は、3本のDMAの上にあります。

一目均衡表の雲も上抜いて、強く上昇してきました。

金曜日に11/7の高値1.31747を上抜きましたが、この上には10/12の高値1.32570と、9/20の高値1.32973があるので、ここはレジスタンスになりそうです。

この2つも抜けてくると、いよいよ本格上昇になりそうですが、ひとまず上値が重くなりそうなポイントに差しかかってきたので、ここからのエントリーは控えて、決済のタイミングを考える時期かもしれません。

 

AUDUSDは週足3×3DMAに注目!!

今、ポンドに次いで注目しているのがAUDUSDです。

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左:AUDUSDの週足 右:AUDUSDの日足

AUDUSDの週足は、12/4の高値0.73937と1/3の安値0.67991のレンジ内の動きです。

3本のDMAの中での値動きで方向感がでていませんが、先週は3×3DMAを下抜きそうな動きがありました。

結局3×3DMAがサポートする形となって上昇し、陽線で終わりましたが、その前の週足の高値を更新できず、安値は更新しています。

よって、AUDUSD週足は上値は重く、どちらかというと下方向の方が動きやすそうな形をしています。

AUDUSDの日足は、現在のレンジ上限である12/13の高値0.72459がレジスタンスとなり、下落してきました。

金曜日は大きな陽線となりましたが、木曜日の高値も安値も更新して、方向感がつかめません。

今週は、まず、金曜日の高値0.71840と安値0.70761のどちらを抜いていくかが注目です。

再度下げて先週の安値0.70643を下抜ければ、週足でも日足でも3本のDMAの下側に出てくるので、ショートエントリーを考えようと思っています。

 

ドルスイスは難しい局面。様子見します。

ドルスイスの日足です。

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USDCHFの日足

昨年11月から、ずっとレンジの下方ブレイクを続けてきましたが、1/17にレンジを上方ブレイクして転換しました。

現在は1/14の安値0.98005と1/21の高値0.99863のレンジ内の動きです。

下降トレンドから転換していることから、今後レンジ上限をブレイクしたら買いでついていくのがセオリーですが、レンジ上限はパリティ(=1.000)と近く、パリティ付近は何度も上値を抑えられてきたところです。

今の局面は、僕には難しく、あえてリスクを取ってトレードする必要もないので、しばらくは様子見に徹したいと思います。

 

ユーロポンドはサポート下抜け!!下落が続くか!?

最後はユーロポンドです。

合成通貨のため、ユーロドルとポンドドルの動きに影響を受けますが、ここではユーロポンドのチャートだけを見ていきたいと思います。

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左:EURGBPの週足 右:EURGBPの日足

ユーロポンドの週足は、今年に入ってからずっと陰線が続いており、先週はサポートになりそうな価格をどんどん突破して下げてきました。

強いサポートと考えられた昨年4/17の安値0.86203も下抜きましたが、終値では戻しています。

ユーロポンドの日足は1/21の高値0.88616を上限としたレンジを形成しているところです。

金曜日は0.86174まで下げました。

今週は、まず金曜日の安値0.86174を更新して下降トレンドが続くのか、いったん戻してレンジ内の動きになるのかに注目です。

強烈な下げが続いてきたので、ここからの新規エントリーは控えて、今のポジションの決済を視野に入れて、チャートを見ていこうと思います。

 

今週のトレード戦略まとめ

ドル円・・・様子見

・ユーロドル・・・週足レンジ下限(1.12148)ブレイクで売り目線(ユーロポンドで売っているので、エントリーはしない予定)

・ポンドドル・・・エントリーは様子見

・AUDUSD・・・先週足の安値更新でショート(0.70630に逆指値売り注文)

・ドルスイス・・・様子見

・ユーロポンド・・・エントリーは様子見。現ポジションの決済を考える。

 

ユーロポンドの売りを保有しているので、1/29の英議会採決の行方には要注目です!