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【今週のトレード戦略3/4~3/8】レンジブレイクしたドル円、ユーロポンドはトレンド継続か?注目はAUDUSD!!

先週は、長くレンジ内での値動きが続いていたドル円が日足のレンジをブレイクしたのを始め、複数の通貨ペアでレンジブレイクの動きとなりました。

今週はその動きが継続するかどうかがポイントになりそうです。

それでは、今週のトレード戦略、いってみよー!

 

 

ドル円は上昇の勢い続くか?114円台を目指す動き

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左:USDJPYの週足 右:USDJPYの日足

ドル円は4週連続の上昇となり、週足では25×5DMAも上抜けて3本のDMAの上に出てきました。

ただ、25×5DMAが3×3、7×5DMAの上にあり、まだ順番には並んでいません。

また、ストキャスティクスは上昇していますが、MACDはわずかながらマイナス圏にあり、週足ではまだ強い形にはなっていません。

週足で強い上昇の形となるためには、まずは週足レンジ上限の11/28高値114.034を上抜けなければならず、114円台が近づくにつれて売りの力も強くなってくると思われるので、まだ少し時間がかかりそうです。

ドル円を日足で見ると、2/28に日足のレンジ上限をブレイクした後は力強く上昇しています。

MACD、ストキャスティクス、RCIのどれもが上昇を示しており、強い形になっています。

ここから上は、113円台後半から114円台中盤までに多くのレジスタンスとなる過去の高値があるので、113円台後半からは売りも出てくると思いますが、そこまではまだ値幅があるため、ロング継続でいきたいと思います。

 

週足でレンジブレイクしたポンドドルは上値を伸ばせるか!?

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左:GBPUSDの週足 右:GBPUSDの日足

ポンドドルは先週大きく上昇しました。

日足だけでなく、週足でもレンジを上方ブレイクしています。

ただ、2/27に高値を付けたあとは、木、金と下落して週を終えました。

ポンドドルの週足は、レンジをブレイクし、9/20の高値1.32973も上抜けましたが、その後は下げて長めの上ヒゲをつけた陽線となっています。

週足は3本のDMAの上に出てきましたが、一目均衡表の雲に上値を抑えられた形です。

MACDはプラス、ストキャスティクスは上昇しており、ディナポリでは上昇を示していますが、強い上昇となるには、雲を上抜ける必要がありそうです。

日足で見ると、多くのレジスタンスを上抜けて上昇した後、現在のレンジ上限を2/27の高値1.33495で確定し、レンジ内を少し下げてきたところです。

3×3DMAに接近しており、このレベルで下げ止まって上昇していかないと日足は3本のDMAの中に入って、方向感がなくなってきます。

MACDは大きくプラス圏ですが、ストキャスティクスは下げ始めており、一旦レンジ内を下げる調整の動きとなるのかもしれません。

ポンドドルは、今日明日の動きに注目していきいと思います。

 

今週の注目はAUDUSD!!レンジブレイクとなるか!?

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左:AUDUSDの週足 右:AUDUSDの日足

AUDUSDは日足から見ていきます。

2月は大きな動きがなく、最近は2/21の高値と安値の中での値動きが続いており、膠着していましたが、金曜日に2/21の安値0.70702を下抜けて0.70692まで下落しました。

したがって、AUDUSDは下方向の可能性が高くなっています。

この下にはレンジ下限である2/12の安値0.70542があり、ここを割るとフラッシュクラッシュ時の安値0.6800までサポートとなる過去の安値が見当たらないため、大きく下落する可能性があります。

ファンダメンタルズでは上海総合指数が上昇しており、豪ドルにブルの材料ですが、チャートではレンジ下限を試す動きとなってきています。

次に週足を見ると、ここ数週間は小動きが続いていますが、0.70500(正確な安値は0.70542)ラインが過去何度もサポートとなっており、ここを割るかどうかに注目しています。

日足のレンジを下抜けると、このラインも下抜けることになり、週足のレンジ下限に向けた下落の動きになる可能性が高くなります。

現在、ショートポジションを保有しているAUDUSDですが、日足のレンジ下限を割っていけば追加でショートしようと思います。

 

ポンド買いはユーロポンドで!スワップも入り長期保有でも安心!!

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左:EURGBPの週足、右:EURGBPの日足

ユーロポンドの週足は、先週の下落でレンジを下方ブレイクし、0.85293まで下げました。

安値をつけた後は上昇して週を終え、長めの下ヒゲとなっています。

ただ、レンジ下限はまだ確定しておらず、今週足で先週の安値を更新するかどうかが注目です。

3本のDMAは順番に並んで大きく下向きとなっており、強い下落を示しています。

また、MACDは大きくマイナス、ストキャスティクスも下げていて、ディナポリでは依然として非常に弱い形となっています。

日足では、2/26にそれまでのレンジを下方ブレイクし、2/27の安値0.85293まで下げました。

木、金は上昇しましたが、依然として3本のDMAの下側にあります。

ただ、3×3DMAには接近しており、これを抜けると日足は3本のDMAの中に入るため、方向感がなくなります。

MACDはマイナスですが、ストキャスティクスは上向きとなっており、ポンドドルと同様、一旦調整する動きなのかもしれません。

ユーロドルがあまり動いていないので、ユーロポンドとポンドドルは逆相関の動きをしていますね。

最近はポンドの強さが目立っているので、ポンド買いポジションを持っておきたいのですが、ポンドドルだとマイナススワップとなってしまうところ、ユーロポンドだとプラススワップになるので、僕はこちらを選択しています。

直近では上昇していますが、大きな流れは下向きになっているので、ユーロポンドのショートは継続していこうと思います。

 

今週のトレード戦略まとめ

・ ドル円・・・ショート継続。

・ ポンドドル・・・押し目買い目線でよいが、ユーロポンドでポンド買いをしているので、個人的にはノートレード。

・ AUDUSD・・・ショート継続。0.70542割れでショート追加。

・ ユーロポンド・・・ショート継続