日足がダメなら週足を見よう!! 再び注目のユーロポンド
いやー、タイミング悪いなぁ。
昨日、ユーロドル下目線の記事を出したとたんに、ユーロ上昇(+o+)
そして、ブレグジットの先行きが不透明なポンドが急騰!
相場観にも少し変化が出てきたので、少し整理しておきたいと思います。
ユーロのトレードは難しくなっている。しっかり森も確認しよう!
ユーロドルの値動きを日足で確認します。
全体として見ると、1/10の高値から下げてきているんですが、レンジブレイクに注目すると、上抜け→下抜け→下抜け→上抜けと、ブレイクの方向が揃わず、レンジブレイクでエントリーするダウ理論では、収益をあげるのが難しくなってきています。
レンジ下抜けが2回続いてはいますが、ブレイク後すぐに勢いが弱まり、戻り高値をつけにいく動きとなって、エントリーすると含み損をかかえる時間が多くなりました。
僕は2回目のレンジ下抜けでエントリーしていましたが、昨日の上昇でストップが付き、損切りとなっています。
日足では、レンジブレイクの方向が揃わず、方向感が出ないので、こういう時は週足を見てみることが大切です。
週足でも1/10の高値から下落しているのは同じですが、レンジブレイクは下方向が2回続いています。
ただ、今週足は先週の高値を更新しており、ブレイクの勢いが続いていません。
このまま今週足が確定すると、レンジ下限が1.12340となり、11/13の安値1.12148のサポートがきいた形となります。
週足でも、直近2回のレンジブレイクでは、ブレイク後すぐに反転しており、1.12148の上(1.1230レベル?)には、かなりの買い注文がありそうです。
週足では、1/31の高値1.15139を上抜けるまでは下降トレンドが続きますが、今はエントリーできる段階にはなく、やはり1.12148を下抜けたところに逆指値の売り注文を置いておくのがよさそうです。
ユーロドルは、日足でも週足でも値動きが膠着して、分かりにくい相場になってきており、こういうところで無理にエントリーするのではなく、分かりやすいポイントまで待つことが大切ですね!
エントリーの反省
今回のユーロドルショートですが、レンジの下方ブレイクを確認して、ダウ理論の通りにショートエントリーしました。
ローソク足はディナポリの3本のDMAの下側にあり、ストキャスティクスは底値まで下げていましたが、MACDはマイナスでした。
ただ、3本のDMAの向きが下向きに揃っておらず、方向に少し迷いがある状態だったのかなと思います。
今後はDMAの向きもしっかり見ていきたいと思います。
実は今、検証ソフトを使って過去チャートの検証作業を行っているのですが、DMAの向きが揃っていない場面でエントリーすると、勝率が下がる傾向にあります。
検証については、近々記事にしたいと思います。
ユーロポンドに再注目です!!
ユーロポンドの日足は、チャートの紫色のレンジ内にあります。
1/3の高値から、2度のレンジブレイクをして下落しており、ユーロドルとは違い、ブレイク後に大きく下落しています。
今回は1/25にレンジ下限となる安値をつけたあと上昇し、レンジ内の値動きとなっていましたが、高値は2/14の0.88390まででレンジ上限を超えられず、25×5DMAに頭を抑えられて下落してきました。
今後の注目は、レンジ下限の0.86174をブレイクしていくかどうかです。
ここを下抜けると、しばらくサポートとなるラインが見当たらなく、0.83台までの下落が視野に入ります。
ローソク足は3本のDMAの下側で推移し、DMAは3本とも下向きとなっています。
現在7×5DMAと25×5DMAが同じ水準にありますが、レンジ下限まで下げればデッドクロスしそうなので、DMAは短期から長期まで順番に並ぶことになります。
MACDはシグナルとクロスしてマイナス圏で拡大しており、ストキャスティクスは下げています。
RCIは、短期線と中期線は下向きで、長期線は横向きですが、価格が下げていけば下向きとなりそうです。
ブレグジットの行方でどちらにも大きく動く可能性のあるポンドですが、テクニカルだけに従うと、レンジ下限ブレイクは大きなチャンスとなりそうで、逆指値の売り注文を置いておこうと思います(もちろんストップも入れておきます)。
(4時間足レベルの判断で、昨日少額だけショートエントリーしていたのは内緒ですww)
<現在のポジション>
AUDUSDのショート
EURGBPのショート(短期、レンジ下限手前で利食い予定)
<現在の逆指値注文(エントリー用)>
USDJPYのロング(111.420)、USDJPYのショート(107.500)
EURUSDのショート(1.12090)
USDCHFのロング(1.1350)
EURGBPのショート(0.86160)