FX ダウ理論とディナポリでちゃんとチャート分析!

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ダウ理論とディナポリでちゃんとチャート分析!

ポンド買いは対ユーロに一本化!スワップもウハウハで長期保有もOK!!

今日2本目の投稿です。

ポンド買いの戦略で変わりはないのですが、現在ポンドドルとユーロポンドの2通貨ペアでポンド買いポジションをもっているところを、いろいろ考えた結果、ユーロポンドの売りだけでポンド買いをしていくことにしました。

 

 

スイングトレードでのスワップはバカにならない!!

僕が使っている「GMOクリック証券」のポンドドルとユーロポンドのスワップは次のようになっています。

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同じポンド買いでも、相手に選ぶ通貨でスワップがプラスになったりマイナスになったりするんですね(当たり前か(^^ゞ)。

今や高金利通貨のドルを売れば、当然スワップを毎日少しずつ取られるわけで、日足メインのトレーダーとしては、あまり気分のいいものではありません。

スイングトレードをするなら、ある通貨のトレードを考えたときに、相手通貨を何にするかはスワップも含めて考えないといけないですね。

 

トレードの基本はドルストレート!!

僕は基本、ドルストの通貨ペアだけをチェックしています。

理由は、ポンドドルなら「ポンド」と「ドル」の2つだけを考えればいいから。

これを、同じポンドということでポンド円にすると、ポンド円はポンドドルとドル円のクロス通貨なので、「ポンド」と「ドル」と「円」を意識しないといけないことになります。(コレハヤヤコシイ(+o+))

なので、普段チャートに表示してあるのは、ドルストの通貨ペアだけにしてあります。(PC画面のスペースが余るのでユロポンだけはいつも表示できていますが(^^ゞ)

 

効率を考えた通貨ペア選びも時には大切!!

ところが、今回はユーロポンドを選択しました。その理由は、「ユーロポンド」というよりは、「ユーロドル」と「ポンドドル」のチャート形状が大きいです。

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左:EURUSDの週足 右:GBPUSDの日足

ポンドドルは今まで書いてきたように、買い目線ですが、ユーロドルは週足ではずっと下降トレンドが続いています。

ユーロドル週足はレンジの下方ブレイクが続いており、現在は移動平均線に近付いていますが、25×5DMAではずっと頭を抑えられています。

ディナポリMACDはマイナスで、ストキャスティクスデッドクロスして、戻り売り局面であることを示しています。

また、RCIは中・長期線が底に張り付き、短期戦だけが上昇したところから下を向いてきました。こちらも典型的な戻り売りの形です。

「ユーロドル」が下落し、「ポンドドル」が上昇するならば、そのクロスである「ユーロポンド」は2倍の速さで下落することになります。

もちろん、想定通りポンドが上昇しても、想定外にユーロが上昇すれば、ユーロ要因でユーロポンドが下がりにくくなることはあり、この部分はやはりクロス通貨ペアのデメリットになるのですが、ファンダメンタルズを除いてチャートだけで判断すると、「ユーロポンド」ショートの効率が良くなることになります。

 

ポンドスイスではだめなのか?

前回の記事では「ポンドスイス」のロングも効率がいいと書きました。

スワップだけを見ると、ユーロポンドの売りよりもポンドスイスの買いの方がお得なんですよね。

でも、僕はポンドスイスは選びませんでした。

理由はドルスイスにあります。

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USDCHFの週足

ドルスイスは、直近では上昇してきていますが、パリティ(1.000)付近は過去に何度も上値が重くなり、上昇が止められています。

また、ここを抜けても、2016年12月の高値1.03430があり、チャートには表示されていませんが、ここも過去に何度も上値が抑えられた価格帯です。

よって、長期的に見るとスイスフランの上昇幅よりも、ユーロの下落幅の方が大きく見込めるので、ポンドの相手はユーロを選択しました。

 

ということで、この先ユーロポンドを売り増しできるポイントに来たら、ポンドドルを決済して、ユーロポンドを売っていこうと思います。

 

<ユーロドルのロングについて>

現在、僕はユーロドルのロングも保有しています。

こちらは含み損を抱えているところですが、日足レベルではまだレンジの中での値動きなので、レンジを下方ブレイクしてStopが付くまでは保有したいと思います。

ユーロドルが上昇すれば、ユーロポンドの下落圧力は下がりますが、まあユーロドルはユーロドル単体で考えて、エントリー時に決めたルールに従っていこうと思います。