FX ダウ理論とディナポリでちゃんとチャート分析!

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ダウ理論とディナポリでちゃんとチャート分析!

ポンドは絶好の買い場到来?コンフルエンスという考え方。

今朝未明のイギリス議会の採決を受けて、ポンドが下がりました。

ただ、この下げは今のところトレンドを変えるようなものではなく、調整相場になっています。

議会採決はノーポジションで臨みましたが、ここからは、再度ポンドをロングするタイミングを探っていきたいと思っています。

 

ディナポリのフィボナッチの使い方。「コンフルエンス」とは?

ポンドのロングを考えるに当たって、相手通貨を何にするか、というのに頭を悩ませました。

ポンドドルがドルストレートで分かりやすいのですが、マイナススワップが発生するので、長期ポジションとしてはできるだけ避けたいところです。

もちろん、スワップよりもレート変動による為替差益を重視していかないと元も子もななくなっちゃうんですが、両方狙うチャンスがあるのなら狙っていきたいですよね!

・・・ということで、今回もメインはユーロポンドで考えてみました。

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EURGBPの4時間足

今日はフィボナッチリトレースメントについて書きたいと思います。

フィボナッチリトレースメントは、上昇トレンド中の押し目や、下降トレンド中の戻りのメドを探るのに使えます。

ディナポリはフィボナッチの38.2%と61.8%を使いますが、僕は50.0%も表示して引いています(FXでは半値も意識されることがあるので)。

チャートのように、ユーロポンドの4時間足にフィボナッチリトレースメントを引きました。

安値0.86174に対して、複数の高値がとれるので、今回は2つの高値をとってリトレースメントを引いています。高値を0.88616にとると(赤ライン)、38.2%が0.87107、50.0%が0.87395、61.8%が0.87683となって、このあたりが戻りのメドとして考えられます。

また、高値を0.8789845にとると(緑ライン)、38.2%が0.87576、50.0%が0.88009、61.8%が0.88443となります。

フィボナッチは単独で使うこともできますが、複数のフィボナッチを引くことで、より精度を高める考え方があります。

それが、「コンフルエンス」です。

コンフルエンスとは、あるリトレースメントのフィボナッチポイント(38.2%、61.8%)が、他のリトレースメントのフィボナッチポイントと重なったり近くなったりした部分のことをいいます。

今回のチャートでは、ピンク色で示した部分で、赤色のリトレースメントの61.8%と、緑色のリトレースメントの38.2%が近くなっており、より強いレジスタンスとして機能する可能性があります。

ダウ理論では、レンジブレイクまで待ってエントリーをすることになり、僕も原則はこの考え方でエントリーしますが、ディナポリの考え方を使うと、早目のエントリーが狙えたり、損切りを近くに設定することができたりするので、ダウ理論と合わせて考えるようにしています。

今回も、ダウ理論に従ったレンジ下限ブレイクでのエントリーを狙いながら、コンフルエンスをバックにStopを0.8790に置いて、0.8745で少額売りました。ダウ理論でのエントリーだとStopまでの値幅がどうしても広くなりがちですが、コンフルエンスを使うと浅めにStopを置けるので、打診でのエントリーには使いやすいです。

 

今日は、普段のダウ理論やディナポリのDMAではなく、コンフルエンスを使ったエントリーをしたので、記事にしてみました。

どこかで時間があるときに、ダウ理論やディナポリの考え方についてまとめた記事も書きたいなと思っています。

 

 

<現在のポジション>

EURGBPのショート

 

<現在の逆指値注文(エントリー用)>

AUDUSDのショート(0.70630)

EURGBPのショート(0.86150)