FX ダウ理論とディナポリでちゃんとチャート分析!

相場は値動きがすべて! テクニカル分析で相場と仲良くなろう(*^^)v

ダウ理論とディナポリでちゃんとチャート分析!

メイ首相信任!でもニュースに振り回されない!!

いやー、今週はポンド劇場!

さすが殺人通貨って言われるくらい動きますね(^^ゞ

昨日(というか日本時間では今日未明)は、メイ首相に対する不信任投票があり、支持200、不支持117で信任。

仮に不信任だった場合、後任が離脱強硬派になる可能性が高く、合意なき離脱へ向けて一直線だったので、ひとまずメイ首相信任でポンドが買われる展開となっています。

・・・というのが、ファンダでの一般的な解釈のようです。

でも、一方では不信任の117票を多いと見る向きもあるようで、結局はポンドは売りじゃないかとの意見もあるようで。

はい。やっぱりファンダではトレードできません!

結果が出た後は、いくらでも後付けの解釈ができますが、トレードは”今”やっているわけですからね。

ということで、やっぱりチャートをしっかりと見ていくことが重要です。

 

焦らず冷静に!ポンドはレンジになっただけ!!

まずはポンドドルから見ていきます。

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GBPUSDの日足

ポンドドルは12/10にそれまでのレンジ(オレンジ色)の下限をブレイクして、12/12の1.24768まで下げました。その後、メイ首相の信任を受けて上昇し、昨日の高値は1.26714をつけています。今のレンジの高値は12/4の1.28390なので、チャートの緑色のレンジができたことになります。短期的には、昨日のローソク足が前日の高値も安値も更新しているので、昨日のローソク足の中でのレンジになっており、今日は昨日の高値、安値のどちらを抜けていくかが注目です。安値を割っていけば、下落トレンドが続くことになりますし、高値を更新すれば、緑色のレンジ内で売り買いの攻防が続くことになります。

また、ローソク足は3本のDMAの下に位置していますし、MACDもマイナスなので、引き続き売り目線ですが、ストキャスティクスがクロスしているので、いったん戻りを試す場面なのかもしれません。

ということで、現在保有しているGBPUSDのショートは引き続き継続。Stopを1.28390の上に置いています。

 

次にユーロポンドです。

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EURGBPの日足

ユーロポンドは、12/10の0.90865が高値です。この高値は12/5の0.88747からの上昇でつけているので、現在はピンク色のレンジを形成しています。また、短期的には12/10の長い陽線の高値(0.90865)と安値(0.89567)の間での値動きが続いており、このどちらを抜けていくかが注目です。上に抜けた場合は、8/28の高値0.90980を試す動きとなり、ここを抜けると0.9300台までの上昇が視野に入ってきます。下に抜けた場合は、ピンク色のレンジ内での値動きとなり、売り手と買い手のせめぎあいになるので、レンジを抜けるまでは方向感が出ないことになります。

現在のEURGBPのショートポジションは、Stopを0.88747の下に置いて継続していきます。

 

ポンドはブレグジッド関連のヘッドラインに振らされますが、日足レベルでしっかりと現在のレンジを確認しながら値動きを追っていくことが大切ですね!

 

<現在の保有ポジション>

EURUSDのショート、GBPUSDのショート、EURGBPのロング

 

<現在の逆指値注文>

AUDUSDのショート(0.71600)、USDCHFのショート(0.98510)、EURGBPのロング(0.91000)