FX ダウ理論とディナポリでちゃんとチャート分析!

相場は値動きがすべて! テクニカル分析で相場と仲良くなろう(*^^)v

ダウ理論とディナポリでちゃんとチャート分析!

【今週のトレード戦略2/4~2/8】豪ドルが本格上昇開始!?ポンドの行方にも注目!!

先週はイベント続きでしたね。

米雇用統計ではポジティブサプライズとなりましたが、その前のFOMCインパクトが強く、思ったほどの上昇にはなっていません。

結局110.00円で頭を抑えられたままです。

今週は、先週と打って変わってイベントの少ない週です。

とはいっても、米中貿易摩擦や英ブレグジットについては、ヘッドラインに振らされることもあると思いますが・・・。

いつも言っている通り、僕はファンダメンタルズでのトレードはできないので、コツコツと値動きを追って、テクニカル分析していきたいと思います。

 

 

ドル円はベア濃厚!?104円台を目指すか?

FOMCを受けて下落したドル円でしたが、金曜日の雇用統計で反発。再び109円台に乗せてきました。

しかし、指標での反応は一時的なことが多いので、今週は再度下落を試す動きになるんじゃないかなー、と思っています。

でも、ファンダメンタルズではトレードしません。

相場を予想するのではなく、しっかり値動きを追っていきます。

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USDJPYの日足

ドル円の日足は、12/26の高値111.407と1/3の安値104.837のレンジ内にあります。

短期的には1/4の安値107.515と1/23の高値109.997のレンジです。

110.00円には何回もトライしましたが、すべて失敗に終わっているので、上値は重そうです。

昨年末からレンジの下方ブレイクを繰り返しており、これが転換するには111.407を上抜けていかなければならず、依然としてベア目線は変わりません。

現在はノーポジションですが、ここからのエントリーは107.515割れでしていきたいところです。

このレベルを割れれば、1/3の安値104.837を再度試しにいく動きになりそうです。

 

ユーロドルはトレードしにくい値動きが続く

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左:EURUSDの週足 右:EURUSDの日足

ユーロドルの週足は、依然としてレンジ内での値動きで方向感が出ていません。

MACDはマイナスですが、拡大も縮小もしておらず、ストキャスティクスも50近辺で、オシレーターでも方向感がつかめません。

ユーロドルを日足で見ると、一目均衡表の雲を上抜け、3本のDMAの上に出てきましたが、1.15台に定着することができず、すぐに反落しており、上昇の勢いはありません。

週足、日足を合わせてみても、はっきりした方向感は出ておらず、エントリーする段階にはない状況と判断します。

 

ポンドドルは上昇続くか?1.33台へ乗せられるかどうかがポイント!!

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左:GBPUSDの週足 右:GBPUSDの日足

ポンドドルの週足は、6週連続で陽線でしたが、先週は陰線となりました。

しかし、先週足は、先々週の高値も安値も更新しておらず、値動きの上では大きな意味をなしません。

したがって、今週は先々週の高値1.32170を更新すれば依然として買い手優勢、先々週の安値1.28295を更新すれば上昇は一服して調整することになります。

また、ここから上は9/20の高値1.32973が意識されやすく、先週もこの手前で下落しました。

1.32973を超えて1.33台へ乗せていけば、上値余地は広がりそうです。

ポンドドルを日足でみると、1/3の安値1.24255から強い上昇が続いていましたが、3×3DMAを割り込んで調整の動きになっています。

MACDは依然としてプラスで上昇を示しますが、ストキャスティクスは天井からデッドクロスして下げており、こちらは調整に入っていることを示しています。

RCIでは、中期線が天井、長期線が上向きで上昇を示しますが、短期線が天井から下落し始めており、このまま底付近まで下落して上向きに変われば、押し目買いのサインとなります。

ポンドドルはチャートから上昇トレンドでの調整局面で、押し目買いを狙っていく場面の可能性が高いですが、上値はレジスタンスも多く、1.33台に乗ったのを確認してから買っていきたいです、

もちろん、1/25が当面の高値となって下落に転換する可能性もあるため、一方的に決めつけたトレードは危険です。

ブレグジットの行方とともに、注意深く見守っていきたいですね。

 

AUDUSDは大注目!!まずは0.74トライへ

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左:AUDUSDの週足 右:AUDUSDの日足

AUDUSDの週足は、先週の陽線で25×5DMAを上抜け、3本のDMAの上側に出てきました。

これまではずっと25×5DMAに頭を抑えられており、終値で上抜けるのは約1年ぶりになります。

週足レンジ上限が12/4の高値0.73937にあり、ここを上抜いて本格上昇となるか、0.74台に乗せられず反落するかに注目です。

日足では、1/30にそれまでのレンジ上限をブレイクし、転換点となりました。

現在は1/25の安値0.70761と1/31の高値0.72945のレンジ内の値動きです。

金曜日は米雇用統計を受けたドル高の影響で下げましたが、3本のDMAは短期線から長期線まで順番に並び、すべて上向きになっています。

一目均衡表でも、雲を上抜けて三役好転となり、上昇を示しています。

AUDUSDは去年は一方的な下落相場でしたが、その動きが巻き返されて大きな上昇相場になる可能性を秘めており、今から注目しておきたいと思っています。

0.74台に乗せていけるかどうか、ですね!

 

ユーロポンドはサポート割れ!さらなる下落となるか!?

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左:EURGBPの週足 右:EURGBPの日足

ユーロポンドの週足は、先々週に昨年4/17の安値0.86203を下抜け、サポート割れしました。

先週は陽線となりましたが、先々週の高値も安値も更新しておらず、チャート上は依然として下落の流れが続いています。

今週は、先々週の高値0.88616と安値0.86174のどちらを更新するかに注目です。

ユーロポンドの日足は、1/21の高値0.88616と1/25の安値0.86174のレンジ内にあります。

先週は調整の動きとなり、金曜日に7×5DMAを上抜けましたが、金曜日は長い上ヒゲとなりました。

今週は、金曜日の高値0.87922を更新してレンジ上限に向けた動きとなるか、再び3本のDMAの下となり、レンジ下限を目指すのかに注目したいと思います。

ポンド買いポジションの再エントリーですが、ポンドドルが上値にレジスタンスが多いのに対して、ユーロポンドはすでにサポート割れしているので、ユーロポンドの売りエントリーを狙いたいと思っています。

 

今週のトレード戦略まとめ

ドル円・・・107.515割れでショート(1074.500に逆指値S)

・ユーロドル・・・様子見

・ポンドドル・・・1.33台に乗せてから買っていきたい。

・AUDUSD・・・ロング継続。

・ユーロポンド・・・0.86174割れでショート(0.86160に逆指値S)