国家非常事態宣言、小売売上高最悪。でも、ユーロドルは弱いまま!
昨日は米小売売上高が過去9年で最も悪い数字となり、ドル安となりました。
瞬間、ドル安となりましたが、ユーロドルやオージードルは再び下げてきています。
ドル円は下げが続いているようですが、ノートレードなので問題なし。
そもそもドル円は、ずっと言ってきたように広いレンジの中での値動きで、昨日は111円台に乗せてレンジ上限に迫ってきていたんですね。レンジ上限付近では逆張りするトレーダーも多く、売り手が優勢となって下がってきたんだと思います(もちろん指標の影響もあるとは思いますが)。ダウ理論は、レンジブレイクで相場の流れに乗っていくので、レンジ内ではエントリーしません。
分かりやすいところでだけトレードすればいいんです!!
チャートを第一に考えよう!!
昨日はファンダメンタルズ的にはいろいろなことがあったんですよね。
・ドイツGDP(Q4):±0.0%・・・リセッション入りはギリギリ回避→EUR高要因?
・米小売売上高:前月比-1.2%・・・ドル安要因
・トランプ大統領が国家非常事態宣言をする方向・・・ドル安要因
主なものでもこれだけありました。
あとは、英議会でブレグジット修正案が否決されるなんてこともありましたね。
たしかにヘッドラインが出ると、その瞬間は短い時間足のチャートでは大きく動くんですが、日足の流れを変えるような出来事はそうは起こりません。
日足ベースでトレードする僕は、冷静に値動きを見ることを心掛けています。
ユーロドルは、やっぱり上値が重たい。・゚・(ノД`)・゚・。
今日はユーロドルの日足だけ。(少なくてゴメンナサイ)
チャートに説明を書き加えてみました。
昨日は、ローソク足だけを見ると陽線です。
陽線が出ると、「上昇していくのかな?」と思ってしまう人もいると思うんですが、陽線、陰線はあまり重要ではなく、高値と安値をチェックすることが大切です。
チャートの通り、昨日の高値、安値は前日の高値、安値を切り下げていますね。
結果的に陽線で終わりましたが、全体としてはまだ売り手が優勢になっています。
そして昨日は、ダウ理論では非常に重要な、レンジをブレイクした日でもありました。
これまでは、チャートの黄緑色線で表したレンジだったんですね。
このレンジ下限を、昨日は下にブレイク。
新たなレンジ形成に向けて、安値をつけにいく局面となりました。
また、ディナポリの移動平均線である3本のDMAは、順番に並んで下向きとなっています。
MACDは大きくマイナスで下げる可能性を示しています。
ストキャスティクスはすでに底値圏にあり、売られすぎになっている可能性はありますが、まだ下向きです。
チャートからは、明らかに下降トレンドとなっており、ユーロドルのショートはこのまま継続しようと思います。
ストップですが、レンジをブレイクしたので、新たなレンジ上限の上にずらすことができます。
レンジ上限が1.13413なので、1.13450くらいにストップをずらしておこうと思います。
これで、ストップが付いた際の損失がかなり限定されました。
あ、最後に、ポンドドルも昨日はレンジブレイクしています。
でも、まだエントリーは控えようかなと思っています。
このことは、昨日Twitterでつぶやきました。
ブログで間に合わないことはこちらでツイートしたりするので、よかったらフォローしてくださいね!
ポンドドルは日足レンジ下限をブレイク。
— うえぴょん (@FX_uepyon) 2019年2月14日
MACDはマイナスに転じているが、ストキャスティクスが底に張りつき売られすぎを示唆。下には雲もあり売りにくさがある。週足ではレンジ内の動きで、3週前の長い陽線安値を下抜けたので、レンジ下限に向かいそう。日足より週足で動いている可能性がある。 pic.twitter.com/KcwhbixPbM
<現在のポジション>
EURUSDのショート
AUDUSDのショート
<現在の逆指値注文(エントリー用)>
USDJPYのロング(111.420)、USDJPYのショート(107.500)
EURUSDのショート(1.12090)
USDCHFのロング(1.1350)
EURGBPのショート(0.86160)