FX ダウ理論とディナポリでちゃんとチャート分析!

相場は値動きがすべて! テクニカル分析で相場と仲良くなろう(*^^)v

ダウ理論とディナポリでちゃんとチャート分析!

【今週のトレード戦略3/18~3/22】Brexitは3度目の議会採決へ。引き続きポンドに注目!ドル円は底堅い!

相場とは関係ありませんが、週末に住宅ローン借り換えの契約を済ませてきました。

9年前に家を購入し大手銀行で住宅ローンを組んだのですが、この9年間で金融政策の変更や、ネット銀行の台頭もあって、信じられない程金利が下がりました。

数百万レベルで支払い総額が減り、金利のすごさを改めて実感したところです。

投資でも複利の力がすごいですよね。

最初は少額の資金でも、コツコツと利益を上げて複利で回していけば、数年後には大きな資金になります。

大事なことは、少額でも収益をプラスにしていくこと。

まあこれが簡単ではないのですが、しっかりチャートを分析して、感情でトレードしないようにしていきたいです。

 

 

ドル円は小さなレンジの中の動き。どちらに抜けるかに注目!!

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左:USDJPYの週足 右:USDJPYの日足

ドル円の週足は、先週足が先々週の高値と安値の中での動きで終わりました。

したがって、今週は先々週の高値と安値のどちらを更新するかが最初の注目点です。

日足では、2/27の安値110.355と3/5の高値112.135のレンジ内にあります。

MACDはシグナルを割り込んでいますがプラス、ストキャスティクスはゴールデンクロスしており、ディナポリでは押し目買いの形になっています。

RCIは長期線、中期線が天井にあり、短期戦が底から上昇し始めており、こちらも押し目買いのサインです。

オシレーターのサインどおりに上昇して112.135を上抜けていく動きになるか、それとも110.787を割ってレンジ下限への下落の動きになるか、しっかり見ていきたいと思います。

 

ユーロドルはベアトラップに警戒。エントリーは方向がはっきりしてから。

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左:EURUSDの週足 右:EURUSDの日足

ユーロドルの週足は、先週足が先々週の高値と安値の中での動きで終わりました。

したがってドル円同様に、先々週の高値と安値のどちらを更新するかが最初の注目点です。

3/7にECB理事会のTRTLO導入を受けて1.11760まで下げましたが、下落は続かずに3/15には1.13439まで上昇してきました。

週足は3×3DMAに絡む動き、日足では3本のDMAの中の動きで、ヒゲでは25×5DMAも上抜いています。

このまま上昇して1.14192を超えると、日足でも週足でもレンジを上抜けることになり、ベアトラップとなって上昇の勢いが続く可能性があります。

ユーロドルは週足、日足ともにレンジ内で方向感なく動いており、方向感がはっきりするまではトレードは避けた方がよさそうです。

 

ポンドドルは強い形。レンジブレイクで買い優勢が続くか!?

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左:GBPUSDの週足 右:GBPUSDの日足

ポンドは先週3回の議会採決を受けて乱高下しました。

ポンドドルの週足は、先週足は先々週の高値も安値も更新して、レンジ幅が広がっています。

ただ、週足は3本のDMAの上側にあり、これまでのレンジをブレイクして1.29608を下限とする新たなレンジ上限をつけにいっており、上昇の可能性の方が高そうです。

ポンドドルの日足は、3本のDMAの上にあり、DMAは3本が順番に並んで上向きです。

MACDはシグナルを超えて上昇し、ストキャスティクスも上昇して強い形を示しています。

日足も週足と同様にレンジの上方ブレイクを繰り返してきており、現在のレンジ上限である3/13の高値1.33802を超えていけば、さらに上昇する可能性が強くなっています。

メイ首相は3/20までに3度目のBrexit修正案の採決を目指しており、この結果次第では大きく動くのかもしれませんが、先週も大きく動いてもチャートの形が崩れることはなかったので、しっかりチャートに従ってトレードしていけばいいのかなと思っています(もちろんStopは入れていますよ)。

 

AUDUSDはショート継続も、方向感がなくなってきた。

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左:AUDUSDの週足 右:AUDUSDの日足

AUDUSDの週足は、先週足が先々週の高値と安値の間の動きとなりました。

したがって、今週はまず、先々週の高値と安値のどちらを更新するかに注目です。

ずっとサポートされてきた0.70500を下抜けてきており、週足では売りの力の方が若干強そうに見えますが、レンジの真ん中付近でどちらにも動きやすい状況なので、しっかり値動きを追っていきたいと思います。

AUDUSDの日足は3本のDMAの中の動きで、方向感がなくなってきました。

1/31の高値からレンジの下方ブレイクを繰り返して下落してきましたが、3/12の高値0.70910や25×5DMAを超えるとレンジ上限の2/27高値0.71977へ向けた動きとなり、調整が大きくなりそうです。

逆に0.70910で上値を抑えられ、再度下落してレンジ下限を割れば、売り手優勢の相場が続きます。

AUDUSDはずっとショートしており、日足レンジを上に抜けるまではキープしますが、新規エントリーは控える場面かと思います。

 

ドルスイスはWトップ形成!?Wトップをダウ理論で考えると騙しが分かる!!

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左:USDCHFの週足 右:USDCHFの日足

ドルスイスは11/13高値1.01272を超えられずに下げてきました。

レンジ内の値動きで方向感がはっきりせず、エントリーすることはできません。

週足、日足ともにダブルトップを形成する可能性があり、今日はこのダブルトップについてまとめてみたいと思います(もちろんダブルボトムも考え方は同じになります)。

一般にダブルトップをつけてネックラインを割ると、下落の勢いが続いて高値からダブルトップまでの値幅分さらに下落すると言われています。

その通りになることもあれば、ネックラインを割ったのにあまり下落せず、上昇したいくという「騙し」に合うこともあります。

僕が日々勉強している田向宏行さんのご著書「ずっと使えるFXチャート分析の基本」では、いくつかのチャートパターンをダウ理論で考える方法が紹介されていました。 

ずっと使えるFXチャート分析の基本 (シンプルなテクニカル分析による売買ポイントの見つけ方)
 

 ドルスイスの週足は、先週足が先々週の高値と安値の間の値動きなので、先々週の高値、安値のどちらを更新するかが注目です。

高値を更新すればレンジ上限である11/13の高値1.01272にトライする動きになりますが、安値を更新すればネックラインに向けて下落し、ダブルトップを形成する可能性があります。

しかし、3/7高値はレンジ上限の11/13日高値を上抜けていないので、現在のレンジ下限は9/21安値の0.95422です。

よって、ネックラインを割っても、広いレンジ内での値動きに過ぎず、方向感がはっきりしていないので大きく動かない可能性もあります。

次に日足を見ると、3/7高値から下落して25×5DMA付近にあります。

25×5DMAを明確に割ってくると、ネックラインである2/28安値0.99251へ向けた動きとなります。

週足とは違い、3/7高値が2/14高値1.00966を超えているので、現在のレンジ下限はネックラインである0.99251になっており、ネックラインを割ればすなわちレンジブレイクとなるので、大きく下落する可能性が高まります。

チャートパターンは形で覚えている人が多いかと思いますが、高値、安値をしっかり読み取り、ダウ理論を使って考えると、騙しに会う確率を下げることができます。

 

ユーロポンドはショート継続!!スワップも入るのでポンド買いにはオススメです。

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左:EURGBPの週足 右:EURGBPの日足

ユーロポンドの週足は、3本のDMAの下側にあり、下落の勢いが続いています。

レンジ下限も確定しておらず、どこで下げ止まるかに注目です。

日足も3本のDMAの下側にあり、MACD、ストキャスティクス、RCIすべてが弱い形になっています。

日足のレンジ下限は3/13の安値0.84719で、ここを割ってさらに下げていくか、レンジ内で調整するかに注目していこうと思います。

 

今週のトレード戦略まとめ

・ドル円・・・ロング継続。

・ユーロドル・・・様子見。

・ポンドドル・・・レンジ上限(1.33802)抜けでロング可。ただ、ポンド買いはユーロポンドで行うため、様子見。

・AUDUSD・・・ショート継続。新規エントリーは様子見。

・ドルスイス・・・様子見。ダブルトップ形成に注目。

・ユーロポンド・・・ショート継続。レンジ下限(0.84719)割れでショート追加。