FX ダウ理論とディナポリでちゃんとチャート分析!

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ダウ理論とディナポリでちゃんとチャート分析!

【今週のトレード戦略3/25~3/29】本命はAUDUSDのショート長期保有!!ドル円はしばらく様子見。

先週は、FOMCでネガティブサプライズとなり、ドル安となりました。

とはいえドル安の流れは続かず、週末には戻した通貨ペアが多かったです。

そんな中、ドル円だけは続落。

ロングポジションはStopにかかり損切りとなりました。

今週は、引き続きブレグジットの行方に注目となります。

合意なき離脱は回避される見通しが高いようで、チャートからもポンドは基本的には買いで見ていますが、万が一合意なき離脱へと進むようであれば、その時はテクニカルが効かないようなポンド売りとなる可能性があるので、ブレグジットの動向は常にチェックしておきたいですね。

 

 

ドル円は日足レンジを下抜け。スイングポジはもちにくい。

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左:USDJPYの週足 右:USDJPYの日足

ドル円はFOMCを受けた木曜日の下落で、日足のレンジ下限を下抜けました。

金曜日も下げて、110円を割って先週を終えています。

日足では2/28にそれまでのレンジ上限を上抜けて転換しましたが、上値は伸びず、再度転換して下降トレンド入りしたことになります。

しかし、週足では以前として11/28の高値114.034と1/3の安値104.837の広いレンジ内にあります。

週足は3本のDMAと一目均衡表の雲の中にあり、方向感がありません。

したがってドル円は、週足レンジをどちらかに抜けなければ方向感が出ず、長期のポジションはもちにくそうです。

日本では、どうしてもドル円がクローズアップされますが、分かりにくい通貨ペアで無理にトレードする必要はないので、しばらく様子見でいきたいと思います。

 

ユーロドルも今は様子見。1.1100を割ってきたら売っていきたい。

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左:EURUSDの週足 右:EURUSDの日足

ユーロドルは、週足も日足も3本のDMAの中にあり、方向感が出ていません。

現時点では、トレードするのは難しそうです。

ファンダメンタルズ的には、ECBが9月からのTLTRO開始を決めたことで弱いはずなのですが、値動きは膠着しています。

今度、ファンダの示すとおり下落して、週足のサポートである1.11096を割り、さらに節目の1.1100も割り込んできたら、その時はチャートも弱い形となっていると考えられ、売っていきたいと思いますが、それはまだ少し先になりそうです。

 

ポンドドルはレンジブレイクに備える!!ただ、対ドルではマイナススワップに。

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左:GBPUSDの週足 右:GBPUSDの日足

ポンドドルは、ブレグジット関係のヘッドラインに振らされながらも少しずつ上昇しています。

現在のレンジ上限が、週足、日足とも3/13の高値1.33802にあり、ここを上抜けると揃ってレンジブレイクとなるので、買っていきたいポイントになります。

ただ、実際にトレードで長期保有することを考えると、マイナススワップになることが気になります。

ポンド買いなら、ポンド円やユーロポンドの方がスワップがプラスになるので、他通貨ペアの動向も見ながらトレードしていこうと思います。

いまのところドル円は上値が重そうなので、ユーロポンドの売りが効果的かと思っています。

 

FOMCでもレンジをブレイクしなかったAUDUSDは、長期ショートでOK!?

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左:AUDUSDの週足 右:AUDUSDの日足

先週のFOMC後は多くの通貨ペアでドル安が続き、レンジをブレイクしました。

しかし、AUDUSDはドル安には動いたものの、週足も日足もレンジ内での動きにとどまし、相場観に変化はありません。

AUDUSDは去年一方的に下落しています。

今年に入って値動きが膠着していますが、今回上値の重さを確認したことになり、下方向の可能性が高くなりました。

チャートでは、0.7000がサポートとなって一旦下げ止まりましたが、ここを割ってこれば、1/3の安値0.67991へ向けて下落の動きとなりそうです。

保有しているショートポジションは、長期保有するつもりです。

スワップも美味しいですね!!

 

ユーロポンドは再エントリーを準備!!レンジ下限ブレイクでショートします。

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左:EURGBPの週足 右:EURGBPの日足

ユーロポンドはずっとショートしていましたが、先週のFOMC後の上昇で日足のレンジを上方ブレイクして、損切りとなりました。

しかし、その後は下落して、日足の25×5DMAが効いた形となっています。

週足では、レンジ内での値動きが続いており、長い上ヒゲを付けましたが、3本のDMAの下側で推移しています。

したがって、ユーロポンドはショート目線継続で、現在のレンジ下限0.84719を割ったところでショートしていきたいと思います。

このレンジ下限は日足と週足が重なっているため、割り込めば売り圧力が強くかかると予想されます。

Stopを日足レンジ上限の少し上(0.8730レベル)に置いて、IFO注文を出しておきます。

 

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左:GBPJPYの週足 右:GBPJPYの日足

ポンド円の週足は、レンジの上限付近での値動きですが、ここ4週間ほど陽線と陰線を交互に出して、値動きが膠着しています。

日足では、レンジ下限に向けて下げており、レンジ下限を割ると、3/11の安値143.729をネックラインとするダブルトップの形となって、下落の勢いがつきそうです。

ポンド円は、ポンドドルが上昇してもドル円が下落すると値動きが膠着してしまい、トレードしにくい場面だと考えています。

 

 

今週のトレード戦略まとめ

・ドル円・・・様子見

・ユーロドル・・・様子見

・ポンドドル・・・レンジ上抜けでロングもありだが、ユーロポンドでのトレードを選択

・AUDUSD・・・ショート継続

・ユーロポンド・・・レンジ下限(0.84719)割れで売りエントリー

・ポンド円・・・様子見